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菅原キク

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乙女サバイバルパニック『マザーグール』
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2014/07/07 (Mon) 02:29
犬の話

作画にみっちり時間をかけたいので

ネームをやりたくてやりたくてしょうがないのですが

どうしても脳みそが切り替わらないので

強制的にシャットダウンするためにちょっと吐露させていただきます。

少しダウナーな話なので、引きずられそうな方はスルーしてください。


おととい4日の早朝、実家の犬・ドリがいなくなりました。

ドリは推定17歳の老犬で、耳もほぼ聞こえず目も見えず

時々おもらししたり延々母の足を舐めつづけるなど痴呆も見え始めた犬で

ここ1・2年は吠えることもしなかったのですが

その日父が散歩を終え、リードを外すと突然すごい剣幕で吠え走り去ったとのことでした。

父は以前から足が悪いので走って追いかけられず見失ってしまい

母は数週間前に半月板の手術をしたばかりで歩いて探せない。

車でうろうろ探したらしいのですが見つからず

昼過ぎに私のところへ電話をかけてきました。



正直言って私は仕事もすこぶる押してたし

人力で探せるわけないよなーと思ったのですが

両親が満足すればいっかと思い

実家へ向かいました。

その時は、ドリは黒くて大きめの中型犬で逃げた方向には小学校があるので

誰かが通報してくれるんじゃないかと甘く考えてもいました。


ドリが向かったであろう方角にある最寄り駅の大袋で降り、

日没まで4時間ウロウロ探し回ったのですが見つからず

実家に帰って老犬探しのコツを検索したところ

自分の初動のモチベーションの低さを呪う結果に。

老犬は一直線に進む習性があるので

逃げたらとにかく見失ってもまっすぐ追うこと。

帰巣本能も弱くなってるので自力では戻ってこれないとあって、

ちゃんと調べてから行ったらピンポイントを丁寧に探せたのに。。。!

時間がたつにつれ不安も後悔も膨らんできて

夜も翌朝4時ころからも探したのですが見つからず

私は自宅へ帰ったのですが

落ち着いてられず

ツイッターに書き込んだり、ネットで情報調べたりしていました。

そこで4日の夜9時、東武線、せんげん台春日部間で、踏切から犬が入り込みひかれたため

電車が遅延したという情報をみつけてしまいました。

まさかなと思いつつもせんげん台と大袋の駅に問い合わせたところ

亡骸はもう処分されてしまったものの

駅員さんが教えてくれたのはひかれた犬というのは

ドリか、またはドリとそっくりの犬でした。


ひかれた場所は北越谷・大袋間で

私が着いてまっさきに探した場所。

もっと丁寧に探してやってれば

ちゃんとコツを仕入れてから探してれば

見つけられていた場所でした。

そう思うと自分の初動の気持ちのどうしようもなさとか後悔がものすごく襲ってきて

今はドリの写真も見れない状態です。

線路はフェンスでおおわれているのですが

踏切から入ってしまい

目が見えないので出られなくなってしまったのかもしれない。

今はとにかく即死であってほしいと願うばかりです。


このブログの「犬」ってカテゴリとこに昔書いたのですが

ドリは本当に不思議な偶然をすり抜けて我が家にやってきた犬で

だけど今回はいろんなものをすり抜けて行ってしまった。

その中には私の怠慢も含まれる。

事故で我が家へやってきて事故で死んでしまった。

もう17歳だから大往生が待っているとばかり思っていたのに

本当にかわいそうで申し訳ないことをしてしまったと

悔いてばかりいます。

ドリそっくりな犬の死を望むのはいけないことですが

ひょっこりドリに戻ってきてほしいとか思ってしまいます。


私の懺悔に巻き込んで、気分を沈ませてしまった方がいたら申し訳ありません。

私も脳みそ切り替えてネームをしなければ。

頑張ります。








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2011/10/24 (Mon) 19:56
実家の犬とわたし③

いっきに書いてますが、長いのでヒマな時に読んでくださいね☆

犬の写真が切れたので、関係ないしめちゃん

115_convert_20111023212749.jpg


犬の怪我は大腿骨骨折と、鼻と口の中を切っていたとのことでした。

口から流れる血は切り傷によるもので、内臓には損傷はないとのこと。

命に別状はない。ホッと一安心。

しかしお医者様は続けます。

「骨折の手術しますか?」


当然手術にはお金がかかります。入院の費用も入れると、買う予定にしていた犬の代金を余裕で凌駕する大金です。

お医者様は言いました。

「首輪もついていないということは、捨て犬かもしれない。手術をしても保健所行きの運命かもしれない。お宅でこのワンちゃんを飼うつもりがないのなら、ムリに手術をお勧めすることはできません」

そしてしばらくは痛み止めを打って様子をみ、その間に飼い主を探してはどうかと提案されました。


私は悩みました。治療費は私の払える額じゃない。

しかも明るいところへ来てはじめてハッキリ見た犬の顔は、正直言ってかなりの不細工。完全な泥棒ヅラ。

母の憧れ「ショッピングに連れていける小型犬」とはかけ離れています。

泥棒ヅラの中型犬を小脇に抱えてショッピングできる店がどこにあるというのでしょう。

母子家庭で4人兄弟の長女として育った母は大変苦労したそうです。だから「ちっちゃい血統書付きの犬」はきっと「貧しかった乙女時代の憧れの象徴」だと思われるのです。

そんな母のささやかな夢を、私のせいで摘み取っていいのだろうか……!?

悩む私の耳に、父の言葉が飛び込んできました。


「あ~手術しちゃってください。うちで飼いますんで」



おとうさ~~~~~~ん!! 
あたしは… 
アンタが
大好きだ!!!!!!☆


お医者様は父に「ありがとうございます」と言ってくださりました。

そして入院費はタダ、手術費は半分病院で負担してくれることになりました。


手術も無事終わり、入院中の犬を見舞ったさい「かわいくない……」と母はやはり落胆の声をあげていました。

しかしこの犬、犬の魅力のひとつ『情けなさ』に非常に特化した犬なので、結局は母もその魅力のトリコとなったようです。


そして、おかし『ドリトス』を食べていた時に適当に付けられた名前

『ドリ』

と、真っ黒な見知らぬ犬は呼ばれるようになったのでした。



もし

あの日私が携帯を忘れてなかったら

ドリが車に轢かれなかったら

この出来事が3日後に起きていたら

おそらくドリはうちの子になってなかったと思うんですよね~。




数々の偶然をすり抜けて我が家へやって来たドリ。

あの日なんであんなに必死に私を追いかけてきたのか。以前の飼い主に似てたのかな~ぐらいしか思いつかないけど、ラッキーだったと思うよ、うちに来て。

このブサイク犬を「整った顔立ちをしている」なんて言うノイローゼはうちのお父さんくらいなもんだからね!


寝てる写真ばっかりですが、今でも元気いっぱい走りまわってますよー!

うちの母の「小脇に抱えショッピング」の夢はついえました。

しかし母はあきらめない。

代わりに15キロにもなったドリをおんぶして私が帰省した際にバス停まで迎えに来てくれたりします。

なかなかに異様な光景。

ガッツあるぜ! おかあさん☆

2011/10/24 (Mon) 18:15
実家の犬とわたし②

勢いがおさまらないので連続投稿

085_convert_20111024165628.jpg

「あぶない!!」

と叫んだ私にその犬は

「何を言ってるのか理解できない」

というような困った表情を向け、静止しました。




そして車にはねられてしまったのです。

あの時私が叫ばなければ、犬はそのまま道を渡り切っていたかもしれない。

でも私の言葉に動きを止め、犬ははねられてしまった。

パーンという何かが弾ける音と恐怖と痛みが音になったかのような悲鳴。

どんな擬音でも表現できない、身をすくませる悲鳴でした。


「うあああああああ!!」と私はしゃがみこみ、しばらく犬の結果を見ることができませんでした。

聞こえたのは走り去る車の音。

勇気をふりしぼって犬の方を見ると、その犬はまだ私を見つめ、ヨロヨロと歩み寄ろうとしていました。


私はとにかく怖かった。意味が全く分らなかった。

なぜこの見ず知らずの犬が、口から血を流し、立ち上がれなくなっているにもかかわらず、まだ私の方へ向ってくるのか。縋るような視線をはなさないのか。

そして私は


こうゆうのも火事場の馬鹿力というのか、見ず知らずの通行人を呼び止め(カールちゃんのおばさんは、カールちゃんが興奮状態なので一回家に戻った)

「犬、見ててください!」

ともはや命令をし、見ず知らずの美容院に駆け込み

「電話かしてください」

と泣きながら強要しました。

事情を聞いた父は、すぐに動物病院へ連れていくために迎えに行くと言ってくれました。

ほっとした私は、ひとまず犬のところへ戻りました。



犬は血を流し、無言。

私には「命にかかわる怪我」なのかそうでないのか分りません。ただひん死状態にも見える犬と共に父を待つ時間は、とんでもなく長く感じました。



父が来ません。

思い出しました。私はあまりにも動顛していたため「〇〇公園のそばの道」とは言ったものの、広い公園のどの辺にいるかを言い忘れてしまっていたのです。

今頃父はどこかをぐるぐる走っている。犬は無言で血を流している。私のせいで。


「やるしかない」

怪我の状況も分らぬ犬の身体の下へ手を差し込むのは、とても勇気のいることでした。

動かして内臓でも出てきてしまったら、私の手がすごい痛みを犬にあたえてしまったらどうしようかと。

しかし犬はぐったり無言のまま、私に抱きかかえられました。




号泣しながら血まみれの犬を抱き歩く姿が人にどう映ったか分りません。

とにかく振動をあたえないように、10キロ以上の重さの犬を徒歩10分位の距離の自宅まで必死で運びました。

血で手が滑り、涙と汗でメガネが曇る真っ白な視界の中、何とか犬を落とさず家に帰り着くことができました。



玄関先で犬を抱えてしばらく待っていると私たちを探していた父も戻り、カールちゃんの飼い主のおばさんも様子を見に来てくれました。



そして3人と一匹で動物病院へ向かうことになります。

その時はとにかく「犬をなんとか助けないと!」という気持ちだけだったのですが、動物病院で私と父はある選択を迫られることになるのです。


     つづく





 

2011/10/24 (Mon) 16:16
実家の犬とわたし①

うちの実家には、正確な年齢が分らない犬がいます。

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こいつが我が家に来た経緯があまりにも物語的なので、誰かにどうしても話したくて書いちゃいました。

スイマセン。たぶん長くなります。

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出会ったのは数年前

当時の私は仕事を辞め実家に戻り、アルバイトをしながら漫画家を目指していました。


ある日のバイト帰り、一匹の黒い中型犬が私の後に付いてきたのです。

時刻は夜の7時過ぎ。夜道では黒い塊にしか見えない犬が私の後をついてくる。

車通りの多い場所だったので、目の前で車に轢かれても困ると思った私は何とか犬をまこうと走って逃げます。

でもついてくる。

ならば抱っこして家とは逆方向に運んで行ってやろうと近づくと犬は逃げる。そしてまたついてくる。

その繰り返しで、いっこうに私は犬から逃れることができません。


私はむしろ犬は好きです。というか、実はその頃我が家では、犬を飼う計画が持ち上がっていた。

以前飼っていた犬の一周忌が過ぎ、この日の2日後に「那須わんにゃんパーク」というところへ犬を見にゆこうという予定になっていたのです。

母のたっての希望で「お散歩が楽そうな」「小脇に抱えてショッピングができるような」小型犬。第一希望はケアンテリア。

この犬はどう考えても条件に合っていない。もしこの計画が持ち上がってなかったら家に迎え入れる可能性もあったかもしれませんが、あまりに間が悪かった。


「そんなに必死でついてこられても家じゃ飼えないよ」

ほとほと困った私は家に電話をし、父に車で迎えに来てもらうことにしました。

なのに何故かその日に限って、携帯を家に忘れているというミス。

もはやなすすべのない私は、一度家に帰り車で遠くへ運んで行くしかないかと考え、家路に急ぐことにしました。


その時、犬を散歩中の近所のおばさんと会ったのです。

私の姿はおそらく「リードも付けず犬の散歩をする無法者」そのもの。

私は『言い訳のチャンス』とばかり周囲の人にも聞こえるような声で

「知らない犬がついてきて困ってるんですよ~」と話かけました。


おばさんの犬(カールちゃん)の様子にも、後ろの犬の様子にも気付かず。

そして近づいてくる車にも。


「ウワンワンワンワン!!」

カールちゃんが私の後ろの犬に向かって吠えました。

そして後ろの犬がその声におびえ、私から離れて車道の中央に向かって行った時、気付いたのです。

迫る車の存在に。


そして私は最悪のタイミングで叫んでしまった。

「あぶない!!」




      つづく

とりあえず癒しのねこ画像

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