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菅原キク

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2011/10/24 (Mon) 19:56
実家の犬とわたし③

いっきに書いてますが、長いのでヒマな時に読んでくださいね☆

犬の写真が切れたので、関係ないしめちゃん

115_convert_20111023212749.jpg


犬の怪我は大腿骨骨折と、鼻と口の中を切っていたとのことでした。

口から流れる血は切り傷によるもので、内臓には損傷はないとのこと。

命に別状はない。ホッと一安心。

しかしお医者様は続けます。

「骨折の手術しますか?」


当然手術にはお金がかかります。入院の費用も入れると、買う予定にしていた犬の代金を余裕で凌駕する大金です。

お医者様は言いました。

「首輪もついていないということは、捨て犬かもしれない。手術をしても保健所行きの運命かもしれない。お宅でこのワンちゃんを飼うつもりがないのなら、ムリに手術をお勧めすることはできません」

そしてしばらくは痛み止めを打って様子をみ、その間に飼い主を探してはどうかと提案されました。


私は悩みました。治療費は私の払える額じゃない。

しかも明るいところへ来てはじめてハッキリ見た犬の顔は、正直言ってかなりの不細工。完全な泥棒ヅラ。

母の憧れ「ショッピングに連れていける小型犬」とはかけ離れています。

泥棒ヅラの中型犬を小脇に抱えてショッピングできる店がどこにあるというのでしょう。

母子家庭で4人兄弟の長女として育った母は大変苦労したそうです。だから「ちっちゃい血統書付きの犬」はきっと「貧しかった乙女時代の憧れの象徴」だと思われるのです。

そんな母のささやかな夢を、私のせいで摘み取っていいのだろうか……!?

悩む私の耳に、父の言葉が飛び込んできました。


「あ~手術しちゃってください。うちで飼いますんで」



おとうさ~~~~~~ん!! 
あたしは… 
アンタが
大好きだ!!!!!!☆


お医者様は父に「ありがとうございます」と言ってくださりました。

そして入院費はタダ、手術費は半分病院で負担してくれることになりました。


手術も無事終わり、入院中の犬を見舞ったさい「かわいくない……」と母はやはり落胆の声をあげていました。

しかしこの犬、犬の魅力のひとつ『情けなさ』に非常に特化した犬なので、結局は母もその魅力のトリコとなったようです。


そして、おかし『ドリトス』を食べていた時に適当に付けられた名前

『ドリ』

と、真っ黒な見知らぬ犬は呼ばれるようになったのでした。



もし

あの日私が携帯を忘れてなかったら

ドリが車に轢かれなかったら

この出来事が3日後に起きていたら

おそらくドリはうちの子になってなかったと思うんですよね~。




数々の偶然をすり抜けて我が家へやって来たドリ。

あの日なんであんなに必死に私を追いかけてきたのか。以前の飼い主に似てたのかな~ぐらいしか思いつかないけど、ラッキーだったと思うよ、うちに来て。

このブサイク犬を「整った顔立ちをしている」なんて言うノイローゼはうちのお父さんくらいなもんだからね!


寝てる写真ばっかりですが、今でも元気いっぱい走りまわってますよー!

うちの母の「小脇に抱えショッピング」の夢はついえました。

しかし母はあきらめない。

代わりに15キロにもなったドリをおんぶして私が帰省した際にバス停まで迎えに来てくれたりします。

なかなかに異様な光景。

ガッツあるぜ! おかあさん☆

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